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土地選びのポイントについて

2019.02.11

家を建てるにあたって、土地選びは大切なポイントです。
どのように土地を選んで良いのか分からず、困っている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、鎌倉の地理情報をご説明した上で、土地選びのポイントをご紹介します。

□鎌倉の地理情報
鎌倉市は、東京から南西に約50kmの位置にあり、美しい自然に囲まれています。
多くの山が複雑に入り組んだ地形になっていて、鎌倉とその近くの土地では、やぐらという横穴式墳墓がみられます。
鎌倉市の1平方メートルあたりの基準地価は、平均27万5000円ほどになっており、坪単価は約91万円になっています。
鎌倉市内で最も地価が高いエリアは鎌倉駅エリアで、1平方メートルあたり約35万円で、坪単価は約117万円です。(土地代データから引用:運営・株式会社Land Price Japan)

□土地選びのポイント
*生活環境の確認
土地選びには、最寄り駅までの距離や、通勤や通学にかかる時間を重視される方が多いと思います。
もちろんその点も大切ですが、住んでからの生活をイメージするために、実際にその周辺を回り、スーパー、市役所、学校、病院などの施設があるか確認しておきましょう。
家の前の交通量や騒音、近隣住民の雰囲気といった周辺環境も確認しておくことをおすすめします。

*インフラの確認
ガスや水道といったインフラは必ず必要になります。
もし設備が引き込まれていない場合、自費で引込工事をしなければならず、多額の費用がかかる可能性があるため、あらかじめ確認しておきましょう。

*安全性の確認
建物の耐久性だけでなく、家の基礎となる土地の地盤の安全性にも注意する必要があります。
また雨の日に行って周辺道路の水はけの状況を確認したり、市町村の図書館で過去の災害についても調べてみたりするのも1つの方法です。

*法的規制の確認
土地に接する道路が2m以上ないと、建築基準法上その土地には家を建てられません。
またこの道路の幅が4m未満の場合、家を建てる際に敷地の一部を道路としてみなす必要から建築敷地として使用できなくなる場合があります。
土地に接した道路が私道の場合は、権利に関するトラブルにつながるため、事前に権利関係についても確認しておきましょう。

今回は鎌倉の地理情報と、土地選びのポイントについてご紹介しました。
土地選びをする際はぜひこの記事を参考にしていただけたら幸いです。

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木造住宅のメリットについて

2019.02.07

木造か、鉄骨かといったように、どのような構造の家に住むか迷われている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、木造の家の4つのメリットについてご紹介していきます。

□快適な環境
*調湿効果がある
木には、そのときの環境に合わせて、吸湿・放湿してくれるはたらきがあります。
冬のように、空気が乾燥しやすい時期には、蓄えていた水分を放出します。
一方で、湿気の多い時期には、空気の水分を吸収し、結露やカビの対策にもなります。

*断熱性がある
鉄骨やコンクリートと比べると、木は断熱性が高いです。
外部からの熱を遮り、内部の熱が外部に逃げにくい素材なので直接触れる場所に木を使うと心地よく感じられます。
建物の断熱性能自体は床、壁、天井の断熱材の性能によって決まりますので、木造だから断熱性が高いということではありません。

*癒される
木には、リラックスやストレス解消の効果がある成分が含まれています。
また、いやな臭いを消臭する清浄効果や、音に丸みや深みを持たせる聴覚の癒し効果もあります。
壁、床、天井に木の仕上げを使ったり柱梁などの構造材を現しで使った場合、木目による視覚的な癒しがあり、日々の精神的な疲れを癒してくれるでしょう。

□強度が高い
木は、鉄骨といった他の材料と比べて、優れた強度があります。
例えば、同じ重さのコンクリートと比べると、木材は約400倍の曲げ強度があり、約10倍の圧縮強度があります。
木造建築は強度が弱いイメージを持っていて、驚かれた方もいらっしゃると思います。
日本最古の木造建築と言われる法隆寺を見ても分かるように、設計やメンテナス次第で長年使い続けることもできます。
耐火性についても考慮した設計とすることにより、火事が起きてもその被害を遅らせることができます。

□設計の自由度が高い
木造建築は、間取りを変えたり増築がしやすいです。
そのため、ライフステージの変化に合わせた、柔軟な対応がしやすいのです。
子供が増えたり、家族構成が変わる可能性のある方にはおすすめできます。

□環境に優しい
木造建築は建てる際にエネルギー消費が少なく、温室効果ガスの発生を抑えられます。
これは、環境保全にもつながります。

今回は木造の家に住むメリットについてご紹介しました。
木造の家には、たくさんのメリットがあることをご理解いただけたでしょうか。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。

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明るいリビングにするためのコツ

2019.02.04

自分の理想の家として、明るいリビングを希望される方は多くいらっしゃいます。
今回は明るいリビングにするためのポイントをご紹介していきます。

*内装の色
明るいリビングにするためには、壁の色は白色にするのがおすすめです。
白色は光を反射してくれるため、明るく爽やかな部屋にしてくれます。
さらに、白色は部屋を広く見せてくれます。
明るく広々とした部屋にしたい方は、ぜひ白を基調として内装をつくってみてはいかがでしょうか。
リビングの全てを白にしたくない方もいらっしゃると思います。
天井、壁、床の色使いをうまく考えることで、さらに部屋のイメージを変えられます。
例えば、床の色を天井や壁の色よりも濃い色を選ぶことで、床に重みが出て天井が高く見えます。

*窓の配置
「リビングを明るくするために、窓を増やしたり、大きくすれば良いだろう。」
このように、考えている方はいらっしゃいませんか。
しかし、リビングに大きな窓を多く設置すると、家具の配置が難しくなり、困ることがあります。
リビングの家具レイアウトをふまえた上で、窓の数や大きさを考えてみてはいかがでしょうか。
採光用の窓と、窓からの光を受ける一面の壁をバランスよく配置することで明るく広がりのある空間になります。

窓は部屋の上部に設置するほど、より明るいリビングになります。
天井に吹き抜けをつくり、窓を設置することは、部屋が明るくなるだけではなく、気持ちの良い日差しが入り、居心地の良い空間になります。
道路に面した場所や、隣の家との距離が近く、外からの視線が気になる方は、細長い高窓をつくってみてはいかがでしょうか。
視線を気にすることなく部屋を明るくでき、モダンでおしゃれなデザインにもなります。

*家具の配置
家具の大きさによっては、窓から入る光を遮ってしまうかもしれません。
そのため、高さの低い家具を選び、窓の反対側に置くことをおすすめします。
大きな家具を置く必要がある場合は、窓の前に置くことは避け、まとめて家具を配置することを心がけておきましょう。

今回は明るいリビングにするためのポイントをご紹介しました。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。

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自然素材のメリットとデメリット

2019.01.31

鎌倉で家を建てようと、検討している方はいらっしゃいませんか。
家を建てる際、どの素材を取り入れるか選ぶ必要があります。
近年では無垢材や漆喰などの自然素材を取り入れた家が増えていますが、どういった特徴があるのか分からず思い切れない方もいらっしゃると思います。
今回は自然素材のメリットとデメリットをご紹介していきます。

□自然素材のメリット
*健康や環境にやさしい
新築やリフォームの際に起こりやすいシックハウス症候群ですが、自然素材を取り入れることは有効な対策になります。
特に小さなお子さんがいるご家庭は安心できるでしょう。
自然素材には有害物質が含まれていないものが多く、健康面だけでなく、地球環境にもやさしいものも多くあります。

*調湿効果や脱臭効果がある
近年では高気密、高断熱の住宅が増えており、換気システムによっては室内が乾燥しすぎてしまう可能性があります。
自然素材である無垢材や漆喰などを多く使用することにより、過度な乾燥を和らげ快適な湿度を保ってくれます。
特に珪藻土や漆喰などを使用した左官壁や紙クロスは調湿効果があり、いやな臭いを吸収する脱臭効果もあります。

*癒し効果がある
自然素材を使用した家では、自然素材本来の色味や風合いを楽しめます。
特に、無垢材の木の香りは、日々の精神的な疲れを和ませてくれるでしょう。

*断熱性がある
無垢材は、断熱性や調湿性があります。
自然素材の家を建てる際は、家全体としてこの性質を活かせるような気密性、断熱性を考えてみてください。
冬は暖かく、夏はひんやりと涼しく過ごせることにつながります。

□自然素材のデメリット
*価格が高い
自然素材を使う場合は、手間と時間がかかってしまうため、どうしても価格は高くなってしまいますが、これから数十年間住むと考えれば、価値のある素材ではないでしょうか。

*キズや汚れがつきやすい
自然素材なのでどうしてもキズがついたり、変色してしまうことがあります。
しかし、そういった自然素材ならではの変化が、良い味になると感じられるかもしれません。
また、汚れがついたら水拭きではなく乾拭きをしたり、ヤスリを使ってキズをなめらかにしたり、オイル塗やワックスがけなど適切なメンテナンスをすることで、愛着も増していき自然素材を長持ちさせられます。

今回は、自然素材のメリットとデメリットをご紹介しました。
自然素材にはデメリットはあるものの、多くのメリットがあることをご理解していただけたでしょうか。
この記事を参考に自然素材を使った家で、それぞれの特性や手間を楽しみながら生活していただけたら幸いです。

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漆喰の特徴について

2019.01.28

漆喰で仕上げた家に住みたいと考えている方も多くいらっしゃいます。
今回は漆喰の特徴について紹介していきます。

□漆喰とは
漆喰は、消石灰を原料とした建材で、壁の仕上げに使われます。
つるつるとした触り心地で、世界遺産や国宝の社寺建築物によく使われている、伝統的な素材です。
漆喰は消石灰が原料ですので基本的に白色です。

□漆喰の特徴
*手入れがしやすい
最近の住宅には、コスト面からビニールクロスを接着剤で貼って仕上げることが多いですが、劣化しやすく定期的に張り替える必要があります。
一方で、漆喰は時間が経っても劣化しにくく、経年によるクラックや割れなど補修して使い続けることができます。
また、静電気によるほこりやゴミが付着しにくい点も手入れの上でメリットです。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、壁に落書きをして汚れてしまう可能性があるため、心配に思われる方もいらっしゃると思います。
ビニールクロスであれば張り替える必要がありますが、漆喰の場合、上から薄く上塗りすればきれいになります。
ちょっとした汚れであれば、消しゴムでも消せます。

*調湿効果がある
漆喰は調湿効果を持っています。
空気が乾燥し、湿度が低くなれば、蓄えていた水分を放出してくれます。
一方で、湿気の多い時には、余分な水分を吸収してくれるため、結露やダニが発生する予防につながります。
また、部屋のいやな臭いをとってくれる脱臭効果もあります。

*耐火性に優れている
建築基準法の中で不燃材料として認められているほど、漆喰は耐火性に優れています。
そのため、もし火災が起こっても、部屋全体に燃え広がりにくいです。
防火対策として取り入れてみるのも、おすすめです。

*手間と時間がかかる
漆喰は一般的にはつるつるとした仕上がりのイメージです。
材料費はそこまでではありませんが、フラットな仕上がりにするためには手間と時間がかかってしまうため、どうしても施工費が高くなってしまいます。
先述しましたが、ビニールクロスは定期的な張り替えが必要な一方、漆喰はその必要がありません。
コストを長期的な視点でみると、ビニールクロスと大きくは変わらないと考えられます。

今回は、漆喰の特徴についてご紹介しました。
漆喰には長い歴史があり、様々なメリットがあることをご理解していただけたでしょうか。
ぜひこの記事を参考にし、家を建てる際に、漆喰を取り入れていただければ幸いです。

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部屋が広く感じられる家具配置のコツ

2019.01.24

鎌倉に、家族で住むための家を建てようと検討している方はいらっしゃいませんか。
家族がゆとりを持って暮らせるためにも、部屋は広く感じられる方が良いですよね。
家具配置の工夫次第で、部屋を広く感じるようにできます。
今回は部屋が広く感じられる家具配置のコツをご紹介していきます。

*自分の目線より低い家具で揃える
家具を並べる際に、自分の目線より低い家具を揃えることで、視界が良好になり、圧迫感を感じさせません。
荷物が多い家庭は収納するのが大変かと思いますが、実践できれば、部屋の雰囲気を大きく変えられます。
これを機に家具を整理し、不必要だと感じる家具は処分してみてはどうでしょうか。

*床ができるだけ見えるようにする
部屋に家具がたくさん置いてあると、圧迫感があり、部屋が狭く感じられます。
逆に置かなさすぎると、殺風景な雰囲気になります。
目安として、床の3分の2の部分が見えていると、部屋がすっきりとし、広く感じられます。
家具が多い場合は、床が見えるガラス製のテーブルや足元のすっきりした家具を利用するのもおすすめです。

また、家族全員分の椅子を置くとなると、かなりの床を占有してしまいます。
そのため、床に座るスタイルやベンチを取り入れてみるのも、床をなるべく広く見せる方法の1つです。
家具はなるべく壁際のスペースを利用し、まとまって置く方が中央のスペースにゆとりができ、すっきりと見えます。
この際、4方向の内の1つの壁は何も置かず、飾らないようにすると部屋全体が広く見えます。

*並べて配置する家具の高さと奥行きを揃える
並べて配置する家具の高さや奥行きが違っていると、乱雑な印象になり部屋が狭く感じられます。
家具のサイズが違っている時は天板を使ったり、奥行きの浅い家具を手前に出して揃えます。
ちょっとしたことで部屋の印象が大きく変わるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

*遠近法を利用する
背の高い家具は手前に、低い家具ほど奥へ配置するようにしましょう。
遠近法をうまく利用することで、奥行きが広く感じられます。

今回は、部屋が広く感じられる家具配置のコツをご紹介しました。
家族がゆとりを持って住むための家を建てたい方は、ぜひこの記事を参考にして家具を配置していただけたら幸いです。

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落ち着いた内装のつくり方について

2019.01.21

鎌倉に落ち着いた雰囲気の家を建てたいと考えている方はいらっしゃいませんか。
落ち着いた雰囲気の空間で過ごすことで、仕事や悩ましい人間関係をひとまず忘れ、リラックスできそうです。
今回は落ち着いた雰囲気の家をつくるための、内装のポイントをご紹介していきます。

*部屋の色選び
部屋全体のテーマを決めて、それに沿った色を選ぶと、まとまりのある部屋づくりにつながります。
部屋の色は3色まで。
3色より多くの色を使ってまとまりのある空間を作るには高度なセンスが要求されます。
まずは床、壁、天井、家具などの色を3色(近い色味は同色とみなすとして)でまとめて、椅子やファブリック、照明器具、置物などでアクセントをつけるようにしましょう。

*カーテンと壁の色選び
カーテンと壁を同色系にすると、部屋に奥行きがでて、落ち着いた部屋になります。
一方で、反対色にすると、カーテンが目立ち、壁とともに迫りくるような感覚になってしまうかもしれません。
もし、白のカーテンと白の壁にして、単調すぎると感じるのであれば、家具選びで工夫してみることもおすすめです。

*低い家具を選ぶ
自分が座った時の目線の高さより、低い家具を配置することで、落ち着ける空間がつくれるだけでなく、部屋を広く見せられます。
リビングで過ごすことが多い方にとっては、特に効果があるのでおすすめです。

*床ができるだけ見えるように家具を置く
部屋に家具がたくさん置いてあると、圧迫感があり、部屋が狭く感じられます。
そのため、床ができるだけ見えるように家具を置くことで、落ち着いた部屋をつくれます。
部屋が狭い場合などであれば、ソファや椅子を置かず、座椅子を使って床で生活することもおすすめです。
荷物が多い方はこれを機に、場所をとる家具は処分してみてはいかがでしょうか。
逆に家具を置かなさすぎると、殺風景な雰囲気になってしまうので注意が必要です。
また、家具はきちんと整然と置くように心がけましょう。
斜めを向いて配置してしまうと、ごちゃごちゃとしてまとまりのない印象になってしまいがちです。広さに余裕があり余白が多くある場合は別ですが。

*ムードのある照明選び
白色の蛍光灯色よりも、ムードのある白熱灯色を使用することで、温かみのある落ち着いた空間をつくれます。
全てこの照明にしなくても、特に自分がゆっくりリラックスしたい部屋で使用してみてはいかがでしょうか。

今回は、落ち着いた雰囲気の家を建てるためのポイントをご紹介しました。
テーマや色味、質感を統一することで、落ち着いた雰囲気の部屋をつくれます。
落ち着いた家を建てたい方は、ぜひこの記事を参考にしていただけたら幸いです。

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インナーバルコニーについて

2019.01.17

鎌倉で素敵な庭を家につくりたいと考えている方におすすめなのがインナーバルコニーです。
なんとなく聞いたことがあるという方もいらっしゃると思いますが、今回はインナーバルコニーについて説明していきます。

まずはバルコニーがどういったものなのかというと、2階以上の外に張り出した、屋根のない手すり付きの外部空間をバルコニーと呼ぶことが一般的です。
「ベランダと一緒?」と思われる方もいらっしゃいますが、もともとは屋根付きのものをベランダ、屋根なしのものをバルコニーと分けて考えていたようです。
最近では建物に取って付けたような屋根付きのベランダを取付ける家が少なくなりましたので、使い分けもあいまいになってきている気がします。
インナーバルコニーは建物の形はそのままで、本来は内部空間である家の一部が外部空間になっているものです。
ベイバルコニーもインナーバルコニーに含まれることになるでしょうか。
建物の外形は変わらないため、外からの見た目はスッキリします。

使われ方は広さにもよりますが、インナーバルコニーはプライベート性が高いため、洗濯物を干すだけでなく、ガーデンニングやバーベキューなどアウトドアリビングとしての使われ方を想定して設計することが多いです。

インナーバルコニーの特徴は「天候に影響されにくい」ことです。
屋根が深くかかっているため、台風のような強い風が吹かなければ、干した洗濯物や布団が濡れる心配が少ないため、安心して外出できます。

*紫外線対策
洗濯物を干す時に気になるのが紫外線です。
夏は干している間に洗濯物が日焼けしやすいですが、インナーバルコニーには屋根があるため、紫外線の対策をしなくても、洋服の日焼けを防止できます。

*趣味を楽しめる空間を演出できる
ガーデニングや家庭菜園を楽しんだりと、インナーバルコニーでは自分の趣味の空間をつくれます。
またそこに、テーブルや椅子を設置することで、夜には星を眺めながらお酒を飲んだり、リラックスできるプライベート空間を演出できます。
また、休日には机を置いてアウトドアダイニングとして、家族で食事を楽しめます。

このように、インナーバルコニーには、通常のバルコニーにはない利点を持ち、その用途も多岐にわたります。

今回は、インナーバルコニーについてご紹介しました。
インナーバルコニーは、プライベートな外部空間として自然を身近に感じられる場を提供すだけでなく、リビングやダイニングとつなげることで、広がりを演出することもできます。
ぜひこの記事を参考にし、インナーバルコニーを検討していただけたら幸いです。

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家づくりにおける間取り設計のコツ

2019.01.14

「間取りを考える上で重要となるポイントは何だろう」
「自分の感覚で間取りを考えて失敗するのは避けたい」
念願のマイホームでの住まいの間取りは慎重に考えたいものです。
そこで今回は、家づくりで間取りの設計のコツについて解説します。

□家族とのコミュニケーション
住まいは、家族とのコミュニケーションが生まれる場所です。
コミュニケーションを大切にするためには、どのような間取りが適しているのかを考えることも大切です。
例えば、家族が集まりやすい部屋としては、くつろぎの空間であるリビングや食卓を囲むダイニングなどが挙げられます。
まずは、テレビを置く場所やテーブルを設置する場所を想像して、家族がどのような場所でくつろぐのか、家族間の距離間が一定に保たれるかといったポイントを押さえましょう。

□リビングを設置する階
リビングは、設置する階によって、機能や生活様式が大きく変化します。
例えば、2階にリビングを設置する場合は、日光を取り入れやすくなります。さらに、周囲の地形などにもよりますが、外の景色をより遠くまで眺めることができるでしょう。
自然豊かな鎌倉では外の緑や景色を取り込んだリビングをおすすめします。
しかし、階段の上り下りが少し大変になるので、玄関からリビングまでの動線やお風呂などの水回りとの関係性に注意が必要です。

□窓が与える効果
窓は採光や換気、外の景色を見せるといった役割を持ちます。
そして、窓には周囲のスペースに開放感を与える効果もあります。
窓を介して、内と外の関係性をイメージするとより広々とした空間を演出することができます。

□風通しを考えよう
風通しの良い間取りを設計できると、部屋の空気を新鮮に保つことができます。
間取りを考える際は、窓を設置する場所を考えると良いでしょう。
特に、1つの部屋に対して2つの窓が対面している、あるいは、斜めの位置にあるようにすると空気がうまく循環します。
しかし、窓をたくさん設置すると外からの視線が気になってしまったり、外観が美しくなくなったりすることがあります。給気口や換気扇などもうまく利用して空気が循環するように考慮しましょう。

今回は、住まいの間取りを設計するコツをご紹介しました。
ぜひこの記事を参考に、理想の住まい像イメージしてみてください。

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和風モダンな住まいについて

2019.01.10

近年、和風モダンな家づくりが注目されています。
そこで今回は、和風モダンな家づくりについてご紹介します。

□和風モダン
*「和風」・「モダン」のイメージ
皆さんは、和風モダンという言葉からどのようなイメージを連想できますか。
まず、和風という言葉から日本の伝統的な建築様式をイメージしたのではないでしょうか。
深い軒、木の柱や梁、垂木といった構造材がそのまま見え、障子、襖、土壁などからできている住宅などです。
そして、モダンというのは「近代的な」という意味を持っています。
コンクリート、鉄、ガラスなどでつくられた、洗練されたモダンデザインを連想させます。

*相反する和風モダン
和風モダンは、古き良き日本の文化や慣習を連想させる「和風」と、対照的と思われる意味合いの「モダン」両方を兼ね備えた言葉です。
一見矛盾と思われる言葉ですが、モダンで求めた「柱・梁による開放的な空間」が伝統的な日本の建築で実現されていたということで、時代性として相反しながら相乗効果を生み、和風モダンというインテリアが独特なインテリアとして注目されるようになりました。

*和風モダンの効果
和風モダンでは、木を使ったあたたかみのある和風デザインと洗練されたモダンなデザインが混在し、互いに協調します。
例えば、漆喰などの白を基調としたインテリアに無垢材の存在感のあるテーブルとYチェアそしてルイスポールセンのペンダントライト。背の低い大型ソファとガラステーブル、木の扉や障子、格子など和を感じさせるインテリア要素が組み込まれているようなリビングダイニング。
これは、和風とモダンが互いに協調しあっているため、一種の和風モダンと言えます。
この場合、白をメインカラーとしたお部屋から明るく清涼感を味わうことができ、和のインテリア要素から落ち着きのある雰囲気を演出できます。さらに大きく開いた窓から、深い軒の先に緑濃い庭園が見えたりすると、凛とした佇まい雰囲気の家になります。

今回は、和風モダンについてご紹介しました。
和風モダンはご年配の方にも受け入れやすく、終の棲家や二世帯住宅を考えている方にはよいかもしれません。
家づくりをされる際は、ぜひこの記事を参考に、和風モダンなデザインも考慮してみてはいかがでしょうか。

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冬暖かく夏涼しい家づくりについて

2019.01.07

「夏の暑さや冬の寒さに悩まされる生活はしたくない」
「冬暖かく夏涼しい、そんな快適な住まいで暮らしたい」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、季節を問わず快適に暮らせるような家づくりについてご紹介します。

□断熱
室内の温度は外気温の影響を受けることによって変化します。
冬は外の気温が室内の気温より低いため、室内の暖かさが次第に失われていきます。
夏は日射熱などの輻射熱によって室内の気温が上昇します。
そこで、室内の暖かさ涼しさを保つために重要となるのが断熱です。

*断熱材
住まいの断熱性能を高めるために断熱材を使用します。
断熱材は、熱が伝わりにくい素材でできています。
外壁、屋根、外気に接する床などに断熱材を充填することで、室内の熱を逃げにくく、外部の熱を入れにくくすることで、室内の気温を一定に保つことができます。

□気密性
ここで抑えておきたいポイントが、気密性です。
気密性とは、家の隙間がどれだけ少ないかを示す指標のことを指します。
断熱性能を高めれば高めるほど、部屋の熱は失われにくくなりますが、建具や壁などに隙間ができてしまうと、そこから熱が逃げてしまうからです。

□高気密高断熱住宅
気密性と断熱性に優れていて、一定の基準を満たした住宅を高気密高断熱住宅と言います。
高気密高断熱住宅では、優れた断熱性によって家の外と中との熱の移動を遮断します。
さらに、高い気密性によって家の外からの空気の流入を防ぎます。
これによって、夏は涼しく冬は暖かい快適な住まいが実現できるのです。

*省エネルギー
高気密高断熱住宅は気密性と断熱によって家の熱を逃がしません。
そのため、冷暖房の稼働を必要最小限に抑えることができます。結果として、エネルギー効率のいいエコな住まいが実現できます。

*換気
高気密高断熱住宅は気密性が高いため、室内の湿度が高まりやすくなる傾向にあります。
そのため、定期的に換気を行う必要があります。
換気効率を高めるためにも、窓の配置を考慮した間取りの設計が必要です。

今回は、高気密高断熱住宅についてご紹介しました。
冬は暖かく夏は涼しくなるような家づくりの参考にしてください。

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住宅における資金計画の立て方について

2018.12.28

「現在の年収だとどのぐらいの住宅ローンが組めるのだろう」
「子供が成長することも考えて資金計画を組みたい」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、住宅における資金計画の立て方についてご紹介します。

□購入予算を大まかに決める
まず、住宅の購入に際して、予算を決めましょう。
予算を考える上でいくつかのポイントがあります。

*住宅ローンで借り入れられる金額を調べる
年収からどのぐらいの金額の住宅ローンが組むことができるのかを調べます。
一般的に、年収700万円の場合、約3000万円~5000万円の住宅ローンを組むことが可能です。
毎月の返済額や金利、返済期間などによって住宅ローンで組むことができる金額は変化します。また、金融機関においても審査の基準が異なります。
そのため、あくまでも目安として考えておきましょう。

*貯金と収入の見込みがどの程度あるか把握する
予算を考える際に、貯金があれば急な出費などに対応することができます。
そのため、安心して住宅ローンを借りることができます。
また、月々の返済額が多いほど借り入れられる金額は高くなる傾向にあります。
貯金からいくらか返済に充てることができれば、より多くの住宅ローンを組むことができます。

*返済期間を決める
一般的に、無理のない住宅ローンの返済計画を立てるには、定年退職までに返済を終えることが理想とされています。そのため、住宅ローンの返済期間は定年退職の年齢から現在の年齢を引いた年数で考えましょう。

□住宅の購入に関する初期費用を用意する
住宅を購入する場合、税金や引っ越し費用、家具の購入費用などの様々な初期費用が必要となります。
一般的に、初期費用の目安としては住宅購入費用の10%未満程度と言われています。
そのため、資金計画を立てる際は初期費用も考慮しましょう。

□家族構成の変化も考える
住宅ローンの返済が終わるまでに、子供の進学や結婚も考えられます。
このような家族構成の変化にも対応できるように、資金計画は余裕を持って行うようにしましょう。

今回は、住宅における資金計画の立て方についてご紹介しました。
住宅購入を成功させるために、資金計画を立てることは非常に重要です。
ぜひこの記事を参考に、家族構成の変化などの将来的なことを見据えて、無理のない範囲で資金計画を立てましょう。

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家づくりを失敗しないポイント|浴室について

2018.12.25

「浴室の床や浴槽をどのように配置すれば良いんだろう」
「長い間使い続ける浴室なので、失敗だけはしたくない」
このように思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、家づくりで失敗しないための浴室についてご紹介します。

□ゆとりのある浴槽
一日の疲れを癒すために、快適にくつろいでいられるような浴槽がおすすめです。
例えば、足をのびのびと広げられるようなゆとりのある浴槽が良いでしょう。

□浴槽の形状
*ストレート浴槽
ストレート浴槽は、最も一般的な浴槽の形状です。
深さがあり、全身までお湯に浸かりたい方におすすめです。

*コーナー浴槽
コーナー浴槽は、浴室の隅に設置されるタイプの浴槽です。
浴室のスペースをあまり取らないため、子供と一緒に体を洗うだけの十分なスペースがあります。

*ベンチタイプ浴槽
これは、浴槽の中にベンチのように腰を下ろせる場所があるタイプの浴槽です。
半身浴を楽しみたい方におすすめの浴槽です。

他にもオーバルなど様々な浴槽の形状があり、使い方だけでなく掃除のしやすさなども考慮して浴槽選びをしましょう。

□暖かく滑りにくい床
浴室を快適に使用するためには、床のことも考慮する必要があります。
寒さの厳しい冬場でも足元が暖かくなるような床もおすすめです。
例えば、浴室に床暖房を設置することで、足元が暖かくなります。さらに、脱衣所と合わせて設置することで、より快適に冬場もお風呂の時間を楽しむことができます。

□換気・暖房設備
浴室は湿度が高いため、カビを防ぎ結露を最小限に抑えるために定期的な換気は欠かせません。一度カビが生えてしまうと、掃除が大変になります。
また、暖房機能があるとお風呂に入る前に浴室を温めておくことができます。

□収納棚
シャンプーやボディソープなどを収納しておける棚があると便利です。
収納棚を設置する場合は、手入れが簡単にできるようなものが良いでしょう。
例えば、水が溜まりにくく、すぐに乾燥できるようなデザインの収納棚がおすすめです。

今回は、家づくりにおける浴室のレイアウトのポイントについてご紹介しました。
この記事を参考に、快適な浴室でお風呂の時間を存分に楽しめるようにしましょう。

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子供にとって安心な家づくり

2018.12.20

「安心して子育てができる家づくりがしたい」
「子供にとって安全な住まいとはどのようなものだろうか」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。
子供がいる場合、子育てがしやすい家づくりも大切です。
そこで今回は、子供にとって安全・安心な家づくりについてご紹介します。

□子供にとって安全・安心な家づくりの3つのポイント
*安全性
子供が小さいうちは、特に怪我が多い時期です。
目を離した隙に子供が怪我をしてしまうことも考えられます。
そこで、家づくりの際に考えてきたいポイントの一つが安全性です。

*コミュニケーション
子供の成長を安心して見守るために重要なポイントが、コミュニケーションを取ることです。
子供にとって、親とのコミュニケーションは成長のために非常に重要なものです。
そのため、動線や視認性を考慮した間取りを設計することが重要です。

□安全性に配慮した家づくり
*家具の角
子供が小さい頃は、部屋を走り回ることも考えられます。
また、子供の目線にテーブルなどの角があると危険です。
使用する家具の角などに配慮しましょう。

*階段
子供が小さい頃は、部屋を走り回ることも考えられます。
階段の落下防止ネットの設置など、安全性とデザイン性のバランスを考えた対策が大切です。

*子供が遊べる庭
子供が家の中で遊ぶと思わぬ怪我をしてしまう可能性があります。
そこで、子供が安全に遊べるような庭を造ってあげてはいかがでしょうか。

□コミュニケーションを重視する家づくり
*吹き抜け
吹き抜けを導入することで、一階と二階の空間につながりを持たせることができます。
家のどこからでも声を掛けられるので、子供に対して安心感を与えることができます。

□子供を見守るための家づくりの工夫
*キッチン・間取り
部屋の仕切りを減らして広々とした空間にすることで、子供を見守りやすくなります。
例えば、リビングとダイニングを同じ空間に設置し、オープンキッチンを導入すると、家事をしている間でも子供のことを見守ることができます。

今回は、子供にとって安全・安心な家づくりのポイントについてご紹介しました。
安心して子育てができるような家づくりの参考にしてください。

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家づくりにおけるキッチンの選び方

2018.12.17

「キッチンの種類がたくさんあって、どれにすれば良いのか分からない」
キッチンは、料理をするための重要な設備なため、家づくりのためにはじっくりと考えたいものです。
キッチンの種類は多く存在するので、今回は家づくりには欠かせないキッチンについて解説します。

□理想のキッチンを考える
まず、キッチンに対してどのような要望があるのかを明確にしてみましょう。
キッチンに対する要望を幾つかあげてみると・・・
・一人で集中して料理をしたい。
・料理中のコミュニケーションを大切にしたい。
・収納をたくさん用意したい。
・おしゃれなキッチンを選びたい。
・汚れが落ちやすい素材を使いたい。
このように、キッチンに対して何を求めるのかを明確にしておくことで、自分で想像している理想のキッチンの使い方とデザインが分かります。

□オープンキッチン
リビングやダイニングと同一の空間に設置するタイプのキッチンをオープンキッチンと言います。
オープンキッチンでは、リビングやダイニングに目を配りながら料理ができるため、家族とのコミュニケーションがとりやすく、子供から目を離さずにすみます。
しかし、料理中に発する匂いが隣接する部屋に流れ込んでしまうことがあるので、匂いが気になるという方は注意が必要です。

*アイランドキッチン
キッチンを壁に接することのないように設置する島型のキッチンをアイランドキッチンと言います。
非常に開放的な空間で料理を楽しむことができます。
インテリアとしてもおしゃれな空間を演出しやすい形です。

*ペニンシュラキッチン
キッチンの左右どちらか一か所が壁に接しているタイプのキッチンをペニンシュラキッチンと言います。
アイランドキッチンのデメリットである、換気扇の設置の難しさをカバーできます。

□クローズドキッチン
オープンキッチンとは対照的なキッチンをクローズドキッチンと言います。
料理中に発する匂いなどが他の部屋に流れこみにくいので、換気扇や窓などの設置場所を比較的自由に設計することができます。
他の部屋と隔てられているため、料理に集中することができます。

他にキッチンの形状によってI型、二型、L型などの形状を検討する必要もありますが、これについては別の機会に説明します。

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木造の家のメリット・デメリット

2018.12.13

住宅には、主に木造・鉄骨造・鉄筋コンクリートの3つの構造があります。
それぞれの構造において様々なメリット・デメリットがあります。
家づくりを始める際には、これらの特徴を把握しておくことが大切です。
今回は、木造住宅についてご紹介します。

□木造住宅のメリット
*吸湿性が高い
一般的に言われる木造住宅は木造軸組み工法の建物を指し、柱、梁、構造床などに木材を使用します。
木材は、空気が乾燥している時は水蒸気を放出し、空気の湿度が高いときは水蒸気を吸収してくれます。そのため、他の構造の住宅に比べて吸湿性に優れているといわれています。

*健康的である
無垢の木材を多く使用し、天然由来で低化学物質建材を使用することによる健康住宅を目指すことも可能です。
木の香りによってリラックス効果があることも知られています。
お子様がアレルギー体質で、より健康的な生活を送りたいという方には上記のような木造住宅がおすすめです。

*自由度が高い
軸組み工法の木造住宅では、強度を保つための構造がしっかりしていれば、デザインや間取りなどはある程度自由に設計できます。
リフォームにも対応しやすく、生活の変化にも柔軟に対応できます。

*建設地を選ばない
木材は他の建材に比べて軽量なため車や重機が入れない敷地でも建設可能です。
その他工法より比較的安価で建設可能な場合が多いのも木造住宅のメリットです。

□木造住宅のデメリット
*耐久性が低い
減価償却資産の耐用年数等に関する省令において、構造別に耐用年数が公開されています。
一般的に、他の構造の住宅と比べると木造住宅の耐久性は低いとされています。
最近では減価償却期間が過ぎた古民家と言われる木造住宅に耐震・断熱改修を施し再生することも多くなりました。

*シロアリ被害
どれだけ品質の良い住宅を建てても、シロアリなどの害虫による被害に遭う可能性はなくなりません。
シロアリが建材を侵食してしまうことによって、家の強度が低くなってしまうこともあるためシロアリ対策が必要です。

*耐震性
日本の住宅は大きな地震が起こるたびに、その耐久性の基準が厳しくなっています。
そのため、他の構造と比べても耐震性に関しては大きな違いはないと言えます。
しかし、定められた耐久性の基準では耐えられないような地震が起こる可能性はゼロではありません。
どの工法を採用するにしても耐震性を考慮した家づくりは大切です。

今回は、木造住宅のメリットとデメリットについてご紹介しました。
ぜひこの記事を参考に、木造住宅を建てる際は、ご紹介したメリットとデメリットがあることを把握しておきましょう。

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住宅建設にかかる予算を考える|分離発注方式について

2018.12.10

「住宅建設」、念願のマイホームに夢が膨らみます。
しかし、同時に忘れてはいけないのが住宅建設にかかる予算との兼ね合いです。
できるだけ予算を抑えつつ、納得のいく住宅を建てたいものです。
今回は、住宅建設の予算を抑える方法として、分離発注方式を紹介します。

□分離発注方式とは
ハウスメーカー、工務店などを介さず、各工事を専門工事会社にそれぞれ建設依頼主が直接発注して建設する方式です。
分離発注方式を用いるメリットについて詳しく見ていきます。

*コストカット
分離発注方式を用いる大きなメリットは、コストカットです。
分離発注方式の場合、工務店を介さずに建設依頼主が専門工事会社に直接依頼するため、工務店やハウスメーカーの経費が省けます。
材料についても、よりこだわりを持つことが可能です。
また、全ての見積書に目を通せるため、資金の透明性を確保できるという納得感もあります。

*業者との意思疎通が取りやすい
建設依頼主が直接業者を選定できるため、自分に合った、信頼性の高い業者を選べます。
そして、担当業者と直接コンタクトを取ることによって、お互いの認識の行き違いを防ぎ、より理想に近い住宅を建てられます。

□一括発注方式との違い
分離発注方式と対称になる発注方式を一括発注方式と言います。
一括発注方式は、総合建築会社に住宅建設に携わる全ての工程を一括して委託することを指します。
このような総合建設会社は、〇〇工務店、〇〇建設、〇〇ホームなど様々な名前があり、建設依頼主と実際に施工を行う業者の仲介役となり、工事を進めていきます。
一括発注方式を用いると、建設業務にかかる全ての窓口を総合建設会社が引き受けてくれるため、各業者に連絡する手間が省けます。
しかし、総合建築会社を利用してかかる住宅建設費には、経費がいくらで、実際に建設にかかる費用がいくらなのか詳細が分かりにくいケースもあります。
建設コストも、分離発注方式を用いるよりも高くなるいことが多いと言われています。
分離発注方式のデメリットについては別の機会に説明しますが、どちらが自分に合った方式か設計事務所と相談しながら採用するとよいと思います。

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鎌倉の土地価格の相場について

2018.12.06

鎌倉で住宅建設を考えている方、土地の相場についてご存知でしょうか。
土地の相場は、地域によって大きく異なるため、なかなか分からないものだと思います。
そこで今回は、鎌倉の土地価格の相場についてお伝えします。

□鎌倉の土地価格の相場
2018年の鎌倉の土地価格の平均地は、1坪あたり76.1万円というデータがあります。
一軒家を建てる際に40坪〜50坪程度必要だとすると、3040万円〜3800万円かかるという計算になります。
しかし、鎌倉といっても駅へのアクセスが便利な土地、海に近いか山に近いかでも土地価格は異なります。
そこで鎌倉の中でも、さらに細かく区分して2018年度現在の土地価格の相場をご紹介します。

□駅近の場合
基本的に、どのような土地でも駅に近い便利な土地は価格が上昇する傾向にあり、鎌倉においても駅周辺は人気のエリアであるため、土地の価格も高い傾向にあります。

*鎌倉駅周辺
鎌倉駅周辺の1坪あたりの土地の平均価格は86.2万円。鎌倉駅周辺で地価が最も高いのは御成町12-8で坪単価201.7万円、最も安いのは十二所字鑪谷665番9 で坪単価42万円というデータがあります。昨年鎌倉駅から1300mで坪単価およそ110万円の土地を購入されたお客様がいました。

*北鎌倉駅周辺
北鎌倉駅の1坪あたりの土地の平均価格は56.5万円。北鎌倉駅周辺で地価が最も高いのは鎌倉市台字西ノ台1432番4で坪単価67.8万円、最も安いのは鎌倉市高野27番32で坪単価45.3万円というデータになっていますが、一昨年駅から約300mで坪単価およそ110万円の土地を購入されたお客様がいました。

*大船駅周辺
大船駅周辺の平均坪単価は70.7万円で、地価が最も高いのは鎌倉市大船1-25-2 で坪単価237.4万円、最も安いのは鎌倉市関谷字中道1175番7で坪単価29.3万円です。

□海寄りの場合
*稲村ガ崎
サーフィンの稲村クラッシックで有名な稲村ヶ崎駅周辺の平均坪単価は61.7万円、地価が最も高いのは 鎌倉市稲村ガ崎4-6-18 で坪単価62.5万円、最も安いのは 鎌倉市稲村ガ崎5-35-2 で坪単価60.8万円です。海に近い土地の場合、海が見えるかどうかで価格が違いますので、駅からの距離だけでは比較は難しい場合もあります。

今回は、鎌倉の土地価格の相場についてお伝えしました。
鎌倉で住宅を建てる際は、ぜひ参考にしてください。

*記事の価格は地価公示価格チェッカーを参考としています。

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快適に過ごせる家のアイデア

2018.12.03

「夏は涼しく、冬は暖かい」
このような住宅に住み、家の中で快適な生活を送りたいと思う方は多いのではないでしょうか。
日本の四季は美しいですが、年間の温度変化は関東で20~25℃あります。
今回は、自然の力を生かして快適に過ごせる家の考え方、間取りについてご紹介します。

*軒を深くする
軒とは屋根の延長部を指し、家本体から屋根が長く出ている場合を軒が深いと言います。
最近では、敷地条件や建設コストの関係で軒自体が無い住宅も増えました。
軒があるかないかによって、直射日光の取り込み方は大きく変わります。
南側に軒が深ければ、夏の直射日光をカットできるため、室内の温度上昇を和らげられます。
「冬の寒い時期は太陽が差し込まないのでは?」と思うかもしれませんが、
冬は夏に比べ太陽の角度が低いため、深い軒でも十分日光を室内に取り入れることができます。

*シーリングファンを取り付ける
シーリングファンとは、天井に付いている空調効率をよくするための扇風機のようなものです。
吹き抜けがあったり、天井が高く気積の大きい家は場所による温度差が大きくなりやすいため、シーリングファンを取り付け暖かい空気を下に、冷たい空気を上に、空気を循環させることで効率よく部屋を快適にすることができます。

*部屋には窓を2つ以上設置する
窓は日光を取り込むだけではなく、空気を取り込むためにもとても重要です。
1つの窓でも換気は行えますが、2つ以上あるとより空気の流れがよくなります。

2方向に窓をつけることで、空気の循環を促せます。
夏の暑い季節に空気の流れをよくすることで、エアコンの力に頼らず室内のこもった空気を追い出せますし、冬には換気にかかる時間を短くできます。

*大きな窓からは少し離れる
南側窓の付近は、冬や中間期に日差しのある窓辺でゆったり過ごす気持ちよさがあると同時に、夜には窓直近は外気に近い気温となります。
冬は寒く、夏は暑い場所でもありますので、ある程度窓から離れた位置に家具を置くことをおすすめします。
掃出し窓前はソファーなど家具を置かず視線の抜けを確保するようにして、縁側のようなスペースにするのも方法の1つです。

今回は、快適に過ごせる家として、風通しの良さや太陽と部屋の関係についてお伝えしました。
快適な家づくりを行う際には、参考にしてみてください。

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住宅に開放感を与えるリビングの間取りについて

2018.11.29

「開放感のあるリビングで過ごしたい」
開放感のあるリビングで家族や親しい人とのんびり過ごすのはリラックスでき気持ちのよいものです。
今回は、開放感を感じるリビングの作り方についてご説明します。

□インテリア
*余白を意識した家具の配置
開放感のある空間を作り出すためには、余白を作り出すことが大切です。
リビングの幅いっぱいのソファーや大きめの机を配置するなど、家具で部屋がいっぱいになってしまうと、部屋に圧迫感が生まれてしまいます。
余白を意識し、バランスよく家具を配置しましょう。

*統一感を出す
開放感を作り出すためには、統一感のあるインテリアを。
モダンな白と黒をベースにした部屋であれば、モノトーンな家具や雑貨を、木の温かな空間を演出したいのであれば、金属など人工物の雰囲気が強いものは置かないなど統一感を出すことで、部屋がまとまった印象になります。

*素材
天井の木仕上げが軒天井まで繋がったり、床フローリングがウッドデッキで外に繋がっていったりすることで、視線が抜けて開放感につながります。
壁に石やタイルを貼ってそのまま外に繋がって壁が伸びていくと同様に視線が抜けて広がりが演出でき開放感を得られます。

□間取り
*天井を高くする 大きな壁面を造る。
開放感を作り出す要因として、空間の大きさ感が挙げられます。
天井を高くして窓など何もない大きな壁面を造り、外光の変化が作り出す陰影を映しだすことで新たな空間が生まれ、広々とした空間が手に入れられます。
建物規模により吹き抜けが作れなくてもスキップフロアなど断面を操作することで高い天井をつくることは可能です。

*大きな窓を作る
床から天井いっぱいの大きな窓を作ることによって、天井伝いに視線が抜けて空間を広く見せる作用があります。
広くないリビングでも開放感が得られ、外の景色を楽しむことができます。

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横浜銀行の住宅ローンの種類について

2018.11.26

「住宅を購入したいけど住宅ローンが組めるか不安」
「住宅ローンの種類について知りたい」
住宅購入には莫大な費用がかかるため、ほとんどの方が住宅ローンを組んで購入されると思います。
住宅ローンについてあまり知識がないという方も多いかもしれません。
横浜銀行で取り扱われている住宅ローン種類についてご紹介します。

*フラット35
フラット35は、最大35年の長期固定金利の住宅ローンです。
借入時に返済金額が確定するため、返済計画を立てやすいというメリットがあります。
保証料や保証人が不要という点が大きな魅力になっています。

*がん保障特約付き住宅ローン
住宅購入時の不安の1つに、もしこの先病気になってローンが払えなくなってしまったらというのが挙げられると思います。
そんな心配を払拭してくれるのが、このがん保障特約付き住宅ローンです。
がんと診断された場合、住宅ローン残高は0円となり、返済不要になります。
さらに、その他病気やケガで入院した際には一時保証金もある手厚いプランです。

*8大疾病保証特約付き住宅ローン
がんだけではなく、かかりやすい8大疾病と言われる病気のどれかに当てはまり、一定の条件を満たした場合、住宅ローン残高が0円になります。
また、世帯主だけではなく奥様が女性特有のがんだと診断された場合にも、一時金として100万円が支給されます。

□金利
金利には大きく分けて固定金利と変動金利の2種類が存在します。
横浜銀行では、変動金利型と固定金利型、二つを合わせたような固定金利指定型の3種類のプランが用意されており、返済プランに合わせて選択できます。

*固定金利
固定金利とは、借入期間中一定の金利のことで、横浜銀行の場合借入期間15年・20年・35年の3種類用意されています。
借入後に市場金利が上昇しても金利は上がらないため、将来にわたり借入時の金利による返済額が確定するメリットがあります。

*変動金利
変動金利は定期的に金利が変わるため、借入時に将来の返済額が確定しないので返済計画が立てにくいというデメリットがありますが、借入時に金利を差引されるプランがあり固定金利より低い金利で借入できます。
固定金利指定型も基本的には変動金利型の住宅ローンで借入当初3年、5年、10年を固定金利にできる商品になります。

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年収700万円の方の住宅ローン返済プランを考える

2018.11.22

「年収が700万円の場合、どのような住宅購入プランを立てるべきか」
多くの方にとって住宅購入には年収以上の費用がかかるかと思います。
そのため、多くの方は住宅ローンを組んで住宅を購入しますが、どのような返済プランを立てればよいのでしょうか?
今回は、年収700万円の方が住宅ローンを組む際を例にして返済プランについて考えてみます。

□借り入れ金額の目安
*年収700万円の方の月々の出費シミュレーション
年収が700万円で、手取り額を540万円だったとします。
単純計算で12で割ると月額45万円。

・食費     8万円
・水道光熱費  2万5000円
・通信費    1万5000円
・各種保険料  1万円
・自動車維持費 4万円

残りは28万円。
さらにそのうち日用品や服の購入、趣味娯楽、交際費として8万円が無くなるとすると残りは20万円です。
余裕を持っても、月々の返済額は15万円あたりが妥当ではないでしょうか。
また住居費は、年収の3割程度に抑えるのが一般的とされているため、年間210万円、毎月17万5000円の支払いが限度ということになります。

□年収700万円の方が金融機関から借り入れできる金額の目安
融資を行う際の上限金額は、返済負担率というものによって定まっています。
年収700万円の方は35%と定められているため、年245万円借りられます。
しかし、この金額は住宅ローンだけではなく、車のローンやその他借金を全て含めた額です。
また、一般的に年収の25%が、1年間の住宅ローン返済に当てられる限界だと言われています。
つまり、年収700万円の方の返済限度額は175万円です。
175万円だと月々の返済金額は14万6000円近くになります。
35年ローンを組んで住宅を購入すると仮定すれば、合計借り入れ金額は大体4500万円から多くても5500万円といったところです。

□年齢によっても借り入れ可能な住宅ローンは異なる
ここで注意していただきたいのが、住宅ローンを組む年齢によって、借り入れ可能金額が変化するということです。
定年は、大体60歳か65歳を目処に行なっている企業も多く、金融機関もその基準を目安に借り入れ金額の上限を定めます。
すると、年齢が高くなるほど長期での借り入れが困難になり、上限金額が減ってしまいます。

今回は、年収700万円の方が住宅ローンを組む際を例にして返済プランについて考えてみました。
住宅ローンの返済プランを考える参考にしていただけたら幸いです。

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住宅の地震に対する強さについて

2018.11.19

日本は世界有数の地震大国でここ数年、地震が頻発していますので、住宅を建てる場合地震に強く長く使える住宅にしたいと考えます。
耐震性能の検討も家づくりの大切な項目ですので、目標となる目安を表す耐震等級について特徴も含めて紹介していきます。

□耐震等級とは
地震に対する構造躯体の倒壊、崩壊等のしにくさ及び損傷のしにくさを表示するのに「耐震等級」が用いられます。
耐震等級とは、住宅の品質の確保・促進等に関する法律(品確法)によって定められた等級で、1、2、3の3段階で表示されます。

*耐震等級1
建築基準法の水準を満たしている耐震等級。

耐震等級1を満たす条件は、一つは数100年に1度の地震(震度6強〜震度7に該当する地震)でも損傷は受けても、人命が損なわれるような壊れ方をしないこと。
2008年の岩手・宮城内陸地震、2011年の東北地方太平洋沖地震、2016年に起きた熊本地震が挙げられます。

二つ目は、数10年に1度の地震(震度5程度の地震)程度では大規模な工事が伴う修復を要するほどの著しい損傷が生じないこと。
ここ近年震度5以上の地震は、年間少なくとも8回国内で観測されており、2018年は9月までに8回すでに観測されています。

*耐震等級2
耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍の強さを持った建物を表します。
学校や病院など大型の公共施設は、耐震等級2を基準に建設されています。

*耐震等級3
耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍の強さを持った建物を表します。
消防署や警察署などの防災拠点の建物に多く用いられます。

耐震等級はあくまでも建物の強さの目安で、建物の壊れにくさは地盤の強さ、建物周期など様々な条件によりますので、建設敷地の地盤などを含めて設計事務所に相談してみるのがよいと思います。

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ゆったり過ごす家の間取りのアイデア

2018.11.15

平日は仕事や家事で忙しい分、休日は家でゆっくり過ごしたいという方も多いのではないでしょうか。
今回は、プライバシーが確保された空間で、家族や友人たちと楽しく過ごせてリフレッシュできるリビングなどのアイデアについてご紹介します。

□オープンリビング
ホールや廊下などハブの役目をしているようなリビングを指します。
リビングから各部屋への出入りが見渡せるため、誰が帰ってきたか、誰が2階から降りてきたかなどを把握しやすくなるため、家族間でコミュニケーションをとる機会が増えるメリットがあります。
ホールや廊下がない分リビングが広くできることが最大のメリットで、階段もスケルトンにして見せる階段としてリビング内に設置するレイアウトは1階リビング案の場合多く採用しています。

□セカンドリビング
メインリビングと別にもう一つ、リビング機能を持つ部屋を指します。
セカンドリビングは二世帯住宅で採用しているケースが多くみられますが、家族の成長段階に合わせて使い方を変えられるため、単世帯家族に採用するメリットもあります。
子供の遊び場として活用した後、夫婦の趣味や憩いの場として使用することも可能です。

□吹き抜け
吹き抜けのある家は天井も高く、開放感が出ます。
2階から1階の様子を見たり、1階にいても2階の人と会話ができるなど、コミュニケーションを取りやすいのも、吹き抜けがあることで生まれる大きなメリットです。
吹き抜けがあることで円滑なコミュニケーションに繋がるだけではなく、太陽の光を効果的に室内に取り入れられるため、明るい家作りにも役立ちます。
また、オープンリビングとの組み合わせによって、より開放感を演出するレイアウトもよく採用しています。

□アウトドアリビング
アウトドアリビングとは、室内のリビングスペースと隣接した庭や、バルコニーの部分もリビングとして活用したり、リビング同様の機能を持たせたりすることによって生まれる空間です。
室内と外の区別を明確にしないことで、自然との一体感が生まれ、部屋に開放感をもたらします。
室内でできないバーベキューも気軽に行えますし、家でパーティーを開く際にも最適のスペースです。

これらのアイデアを家族や友人たちとゆったりと過ごせる家づくりの参考にしてください。

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